リスクと金

親戚の葬式で大勢の親戚と会って話をした。
寝たきり&ホーム暮らしの両親を抱えてる人がいた。
70過ぎまで医者をやっていたというその人の父は
かなりの蓄財があったというが、その金はすべて
ホームにつぎ込まれてなくなったそうだ。
その人自身も稼ぎはいいのだがすべて消えるという。
そしてkazuyaさんが日記*1で書いてる保険の話。
なるほど、たしかに。自分に置き換えて考えてしまった。
稼いだ金は生きてるうちに使ってこそだし、
寝たきり生活を長らえるために使うのはとても切ない。
ただ、金や保険がなきゃないとそれはそれで壮絶な生活。
ちなみに自分は保険を払ってるけど年金は払ってない。
リスクと金を天秤にかけて考えると、20代前半なら断然金。
そしていまは? ちょうど半々ぐらいだろうか。
これから歳を重ねればリスクに傾いていくだろう。
それが自然な流れのように思えるが、どこまで突っ張りながら
自分で折り合いをつけていくかが30代の課題か。